大学時代のメモ第3弾。
以下、メモ。
今の大学は、乳酸菌の入っていない牛乳みたいな物で、いくら待っていても発酵してヨーグルトになったりしない。私たちは、制作の場を提供され社会的には世間に出る執行猶予を大学にはいることによって獲得する。大学はただ通過する機能しかない。そこに僅かながらも人が留まり、留まることによって化学反応が起こり、大学自体が変化していく。
大学は教育の場であると同時に、実験と研究の場であるはずだ。学生の為だけにあるのが美大・芸大の役目ではなくて、密閉していては乳酸菌が牛乳に入れないように、大学も学生以外に門を開いた方がよい。大学は持っている豊富な施設を一般に開放しても良いかも知れない。個人では購入不可能な施設、機材は多くある。そこに活躍中の、作家、デザイナーなどを呼ぶ。その為には魅力的な大学である必要がある。大学、招待作家ともども、収穫のある計画にしなければならない。これではまだ学内だけのイベントで終わってしまう。芸術は世間一般的に実態が知られていなく、地域に根付かない事は長くはつづかない。広報活動の重要性はいくら繰り返しいっても言い過ぎにはならない。そうしてようやく大学はダイナミックになる。
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