物語の構成は、起承転結や、序破急が有名だろう。
ハリウッド映画では物語に動きがでるポイントをプロットポイントと言うらしい。
映画は大きく三幕に分かれていて、第一幕と第二幕の終盤にプロットポイントが表れる。
2時間の映画でいうと25分から30分にかけて第一プロットポイント、1時間25分から30分にかけて第二プロットポイントがある。
どの映画をみても驚くほど、同じ構成になっている。
プロットポイントを起承転結にあてはめると、
- 承:第一プロットポイント
- 転:第二プロットポイント
となる。
第一幕で物語が始まり(起)、第一幕終盤で物語が動き出す(承)。
第二幕の終盤で再び物語は動き加速する(転)。
そして第三幕の結末へと進んでいく(結)。
起承転結は4コママンガだと理解しやすいが、映画やストーリマンがだと、当てはめにくいかもしれない(無理矢理はてはめてみると「起承承承承承承転結」ぐらいだと気付く)。
それは起承転結はそれぞれ物語中の点(1シークエンス程度)でしかないからだろう。
まずは大きく物語を三幕に分け、物語のプロットポイントとして、起承転結を置いてみると、分かりやすいかもしれない。
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