『神山賢治の映画は撮ったことがない』を読んだ。神山氏は押井守氏の弟子で『攻殻機動隊 STANDALONE COMPLEX』の監督だ。
最近だと『東のエデン』を監督している。

大学時代のメモ第4弾。
以下、メモ。

保存可能作品と保存不可能作品。
着地点とは?
 その作品が、どのように展示されるか。保存されるか。利用されるか。といった制作が終了した時点からの存在方法。公開方法。

大学時代のメモ第3弾。
以下、メモ。

 今の大学は、乳酸菌の入っていない牛乳みたいな物で、いくら待っていても発酵してヨーグルトになったりしない。私たちは、制作の場を提供され社会的には世間に出る執行猶予を大学にはいることによって獲得する。大学はただ通過する機能しかない。そこに僅かながらも人が留まり、留まることによって化学反応が起こり、大学自体が変化していく。

大学の頃のメモ第2弾。
以下、メモ。

 自分だけが満足できる作品づくりは作家として怠慢でしかない。

形而上学の霧散。目や耳からの刺激、情報の氾濫。ありふれた美術。自己満足の絵画。空間を確保できない造形物。人を部屋に縛り付ける映画。
そこに残る可能性としての建築。プロダクトデザイン、一人称のデザイン。生活。

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